Confession
綺麗だな…
…
「どうかされたんですか?隊長…」
「わっ!な…何でもねぇ…」
ぼーっとそんな事考えてるとの顔が目の前に現れ、
その場を退いた。
…
俺ら十番隊の三番席…
仕事は出来るし、優しくて綺麗な奴だ…
俺は密かに好きだったりするが…
は俺の事どう思ってるんだ…
「隊長もぼーっとしてないでおせち料理の準備手伝って下さいよ」
は俺の背中を押して台所まで連れて行く…
背中に触れる手さえ俺の心臓の鼓動を早くさせる。
「えーと、じゃあこれ切って下さいね!」
渡された野菜を適当に切ってると…
「イテッ…。指切っちまった…」
「大変!救急箱、救急箱…」
は慌てて救急箱を取ってきた。
慣れた手つきで治療を済ましていく…
「これで良し!えっ…隊長…」
俺はの手を取った。
「何時もありがとう…。俺は……お前が…」
ずっと好きだったんだだよ…
俺は気持ちを告白した。
今言っとかねぇと何か言いそびれそうだしな…
は驚いてるみてぇだな…
いきなり過ぎたか…
「たっ…隊長にそんな風に思って頂けてるなんて…スゴく嬉しいです!
…不束者ですが…宜しく御願いします!」
が勢い良く頭を下げた。
不束者って…
俺は笑った。
「ありがとう…。俺こそ宜しくな」
俺はの頬に口付けた…
「たっ…隊長…」
は赤くなった。
「これからは冬獅郎≠チて呼べよ」
俺はまた笑った。
FIN
あとがき
恐らく今年最後の夢小説です。
甘いんだかほのぼのなんだか…;
因みにタイトルはフランス語で「告白」って意味です。
では、こんな話を最後まで読んで下さりありがとうございましたm(_ _)m
皆さん良いお年を!
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