Don't Bring Me Down





















僕をガッカリさせないで下さい。





期待させたりするのは止めて下さい。





ちょっと落ち込んじゃったりするもんなんですよ。





ねえ、ルキアさん?





?何暗い顔をしておるのだ」





「いや、別に何でも無いです」





僕が暗いのはあなたのせいですよ…





昨日…





“今から遊びに行かないか?”





なんてルキアさんから誘われて…





コレってデートじゃないか!?と期待しまくった僕…





しかし結局はデートなんかじゃなく、
六番隊の阿散井副隊長やその他諸々御一行様の
買い物の荷物を持たされる、パシリ役で連れてこられたのだった。





「昨日の事を気にしておるのか?」





「ええ、まぁ…はい…」





気にするって言うか…





なんかやるせない感じなんですけどね。





なら快くやってくれると思ったから頼んだのだが…。
嫌だったか?」





「アレを快くやる人なんか居ないと思いますよ」





僕が不機嫌にそう言うとルキアさんは少し俯いた。





「悪かったな。
今度、私の奢りで食事に連れて行くから許してくれないか?」





「えっ、ホントですか!?」





やったー!





今度こそデートだ!!





さっきまで曇り空だった僕の心は雲一つ無い快晴になった。





「おお、許してくれるか。
恋次や他の連中にもきちんと奢らせるからな」





え"っ…





マジですか。





「あっ、はい。どうもわざわざすみません」





「気にするな。元はと言えば私達が悪いのだからな」





そう言って笑うルキアさん。





ああ、僕はまたブルーです…





でも…





、どうした?」





あなたの笑顔を見てると…





「いえ、何でもありませんよ。ルキアさん」





ガッカリさせられようが、パシリにされようが…





許してしまうんですよね。





僕は溜息混じりに笑った。












FIN









あとがき
初男主人公。
一度は書いてみたかったんですよね。
ダメダメ…ですね;
では、こんな話を最後まで読んで下さりありがとうございましたm(__)m
参考音楽:エレクトリック・ライト・オーケストラ/ドント・ブリング・ミー・ダウン
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