ドリーム小説 雨だれ

















僕は雨を背に受ける…




涙か雨か分からないものが僕の頬を伝う…










ずっと愛していた…




なのに運命は残酷にも…




僕達に永劫の別れを与えた。




隣で笑っている筈のが居ない。




今度買い物に行こうと言ったじゃないか…




今度海に行こうと言ったじゃないか…




何時か結婚しようねって言ったじゃないか…




君と居た時間が鮮やかに蘇る…









「イヅル君、昼御飯食べた?」




「いや、まだだけど…」



「お弁当作ってきたんだけど食べる?」




「本当かい?ありがとう」




他愛もない会話…




でも僕達にとっては幸せな時間に他ならなかった…





突然過ぎた別れ…




唯、はもう帰って来ないという知らせだけが僕に伝わった。





信じられる訳が無かった…




あの優しい笑顔はもう見れない…




あの優しい声はもう聞けない…





侘びしさだけがこの空間に残る…






でも時々思う…




何処からかが顔を出してきて




「ごめんねイヅル君、心配掛けちゃって」




と言ってばつが悪そうに歩み寄って来るのではないかと…





「愛してるよイヅル君」










僕は雨を背に受ける…




まるで僕の心の様に雨は激しく降り続けた…











FIN












あとがき
白めのイヅルでした。
実はこの話、中身こそ違いますが最初と最後の言い回しは
弟が作った話から拝借しました;
因みに弟が作った話は日番谷×雛森←イヅルみたいな話なんですけどね;
では、こんな話を最後まで読んで下さりありがとうございましたm(_ _)m
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