ドリーム小説 暖かい手















君の手は暖かかった…


何時も僕を暖めてくれた…


優しい君の手が大好きだったよ…




「嘘…だろ…」



「嘘じゃないわ。だから…」



「そんな危険な仕事…するべきじゃないよ…」



僕の恋人…は突然、正体も分からない危険な虚を
退治するという仕事を引き受けたと言い出した。



「でも私がしなきゃ誰がするの?」



ははっきりとした口調で言った。


…君を失うのは嫌なんだ…!」


きつくを抱き締めた。

するとの暖かい手が僕に触れた。



「私も…イヅルと会えなくなるのは嫌よ…」



の顔を見た…

涙を零しながら微笑んでいる…



…愛してる…」


そのまま口付けた。


深い口付けだった。



「行かないでよ……」


「必ず戻るから…約束するから…だから…ね?」




僕は人一倍正義感の強いを止める事が出来なかった。




数日後は戻ってきた。


でも…



その暖かい手は…



冷たくなっていた…



…君は嘘吐きだ…」



声をあげて泣いた。




冷たいその手を握り締めたまま…



泣いた。






あれからもう五年…


僕は何時までもを愛してる…

今も昔も愛してるのはだけ…



暖かい手の感触が僕の肌に残ってるんだ…


今でも僕の心の中では笑ってる…








FIN






あとがき
痛い話…
突発的に書きたくなって書きました;
では、こんな話を最後まで読んで下さりありがとうございましたm(_ _)m
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