ドリーム小説

不協和音





















…お兄ちゃんは何時も私に気持ちいい事をしてくれる…





でも…




一度だって最後までしてくれた事は無い…













私は小さい時、お兄ちゃんと結婚するものだと思い込んでいた。




それだけお兄ちゃんの事が好きで堪らなかった…









大きくなればきっと他の男の人が好きになるよ…



お兄ちゃんに昔そう言われた。




でも私は大きくなればなる程、お兄ちゃんを異性として見るようになった。





お兄ちゃんしかいらない…




他の男の人なんて好きになれない…






そう泣いて告白した夜に初めてお兄ちゃんが気持ち良い事をしてくれた…






それから毎日、夜になるとしてくれるようになった…





優しく触ってもらってると何か身体の奥から込み上げてきたと思うと
身体の力が抜けてしまう…





「イッちゃったんだね…。可愛いよ……」




お兄ちゃんが優しく髪を撫でた。




「お兄ちゃん…。どうして最後までしてくれないの?」




「えっ…」




「私の事…嫌いなの?」



お兄ちゃんは驚いた顔をして…




その後真面目な顔をした。




「…後悔しないかい?」



「後悔なんてしないよ。だってお兄ちゃんが大好きなんだもの」





「分かった」




お兄ちゃんはそっと頬に口付けた。





そして…




「やっ…お兄ちゃん…痛い…」




「止めようか?」




私は首を横に振った。




大好きなお兄ちゃんだから…




良いよ…





…愛してるよ…」










何かが不協和音を奏でながら崩れ去る…













FIN










あとがき
妹設定第四弾…
やっぱり難しいですね…;
好きなんですけど…;
では、こんな話を最後まで読んで下さりありがとうございましたm(_ _)m

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