悲しみの…
…
…
僕達、もう終わりにしよう…
今でも愛してる、けどさよならしなきゃいけないよ…
お互いの為にもね…
…
君は悲しそうな笑みを僕に向けて言うんだ…
「そうだね」
…
今日も空は青いんだ…
君みたいに純粋で混じり気のない青なんだ…
「今でも愛してるよ」
僕は言う。
これは嘘じゃないよ。
君以上の女なんか居やしない…
…
僕達はたくさん愛し合って、たくさん語り合ったね…
蝋燭の火しか灯って無い様な処で未来について話したんだ。
夜が明けるのも気が付かないで語り合ったんだ。
…
さよならなんて言わないさ…
僕達は違う道を選んだんだ。
僕達が思ってたよりも未来は遠くて…
険しい道ばかりだったね…
…
君の唇が微かに動いた…
「私も愛してるよ。でも…さよなら…イヅル」
ああ、…
君が思ってる程人生は辛いものじゃないよ…
…
…
人生って素晴らしいものさ…
FIN
あとがき
抽象的な夢ですね;
ローリング・ストーンズの「悲しみのアンジー」
をモチーフに頑張ったんですがダメでした;
初めて「悲しみのアンジー」を聴いた時は、
涙で目の前が霞みましたよ;
それぐらい悲しい曲なんです;;
イヅルって黒いか切ないかのどっちかが
似合うと勝手に思い込んでるんですがどうなんでしょう?
では、こんな話を最後まで読んで下さりありがとうございましたm(_ _)m
参考音楽:ローリング・ストーンズ/悲しみのアンジー
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