Kooks



















「あなたって本当に変人だわ」





「はい??」





私の名前は





この三番隊の変人、市丸ギンの恋人である。





「ボクの何処が変人なん?ボクみたいな真人間そうおらんで」





ヘラヘラと笑いながら返すギン。





私は長椅子にもたれながら溜め息を吐いた。





「何て言うか…絶対真人間じゃないわよね。
真人間なら仕事サボらないわよ。
どんだけ書類溜めたら気が済むの?って感じ」





私はギンの机に山の様に積まれる書類を見た。





ギンもチラッと書類を見る。





「んーまぁイヅルに任せたら大丈夫やろ」





「また彼のくまが濃くなるわよ」





私が呆れ顔で言ってもギンはニヤニヤしたまま…





、さっきからボクの事ばっかり言うてるけど…
かてサボってきたんやろ?仕事」





「えっ…まぁそうだけど…」





図星だわ…





バツが悪い顔をした私をギンは楽しげに見ていた。





「ボクが仕事せェへんのはがおるからなんよ」





「はっ!?」





ギンは突然、私をじっと見つめた。





とこうやって一分でも一秒でも長くおりたいし、
喋っときたいもん」





ギンが笑った。





私は恥ずかしくなって横を向きながら言った。





「やっぱりあなたは変人よ」





もやろ?
ボクに会うためにわざわざ仕事サボってきたんやし」





「べっつにそういうワケじゃないわよ…。
ギンがちょっと気になっただけ」





私は俯いた。





恥ずかしくて堪らないから…





「そういう所が可愛いわ、は。愛してる」





ギンはそっと私にキスした。





「もう、いきなりキスするなんて…。変人ギンのバカ…」





「ありがとう。変人はお互い様やで」





ギンはまた私にキスをした。





さっきのよりも甘くて長いキス…









FIN






あとがき
Kook=変人。
それが複数形になってKooksです;
相変わらずの意味不明文…
もうどうしたら良いんでしょう;;
では、こんな話を最後まで読んで下さりありがとうございましたm(__)m
参考音楽:デヴィッド・ボウイ/クークス
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