ドリーム小説 Love or Lust





















愛か欲望か…














どちらで君を彩ろう…















…僕が怖いのか?」












薄暗い部屋の隅で小さく震えるに僕は話し掛けた。














「…こっちへ来るんだ」













は僕の幼馴染み。











好きだった…













そんな言葉で片付けられない程…













狂おしい程愛しかった…













蝶の様に華の所へ舞って行くが怖かった。












置いて行かれる…












僕では無い男の所へ行ってしまう…












恐怖はやがて醜い嫉妬へ変わり…













愛は黒い欲望へ変わった…














僕は蝶を捕まえて羽をもぎ取り飛べない様にした。












その瞳も見えない様にした。













その瞳に誰も映さない様に…













「良い子だね…愛してるよ…











こちらへよろよろと歩み寄って来たに僕は口付けた。













「イヅル君…」











僕の名前を呼ぶその声が僕の聴覚を刺激する…












僕はそのままを押し倒した。













「良い声を聞かせてくれよ…」













ずっと僕のものだよ…


























愛か欲望か…












どちらも君を彩るには相応しいかもしれない…




















FIN














あとがき
…黒イヅル…;
もう私はイヅルはほとんど黒しか書けません;
甘いのも書けますよ、でも浮かぶ話は黒ばかり;
…欲望ってLustよりDesireの方が適切ですよね;(何;)
では、こんな話を最後まで読んで下さりありがとうございましたm(_ _)m
参考音楽:平井堅/Love or Lust
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