繋がるLSD・アシッド漬け少女





















最高な気分。





超冴えてる。





寝てないのに元気。





「あんまりやり過ぎると死ぬよ」





「何、イヅル。あんたがくれたくせに。
あんたが私をアシッド漬けにしたんじゃん」





「面白い話さ。と僕はLSDで繋がってる。
理由は簡単。そいつが切れれば困るから」





イヅルが私の隣に座った。





はLSD無しで僕とは付き合わないんでしょ」





「付き合わないね。イヅルって最低男だもん」





「どういう所が?」





「サディストだし、強引に私を手に入れようとしてる」





「よく分かっているね」





そう言ってイヅルが私の手首を掴んだ。





狂気じみた碧の瞳が私を捉えた。





「離して」





私は短く言った。





「嫌だ。このままへし折ってしまいたいくらいなのに」





握られる手首に力が込められた。





痛い。





凄く痛い。





でも泣いたりしない。





飛んでる時はいつもそんな感じ。





サイケデリックな風景。





歪んで、狂って、私に襲い掛かる。





意味不明な言葉の羅列は正に芸術。





最高だ。





「飲み過ぎだね」





「まさか」





「瞳を見れば分かる」





イヅルが私に口付けた。





飛んでる時の口付けは溶ける様に甘い。





たとえ、大嫌いな人間との口付けでも。





「愛してるよ、
いつか僕無しでは生きていけない身体にしてやるよ」





最低な言葉。





それ以上抵抗できない言葉。





でも間違ってるよ、イヅル。





私はもう既にあんた無しじゃ生きられない。





「アシッドもっと頂戴」





「分かってるよ、僕の可愛い





蔑んだ二つの碧の瞳。





私は一生この男に囚われる。





快楽を与えられ、苦痛に苛まれる。





もう二度とは戻れない、





私はサイケデリックなナイトメアの中で生き続ける。











FIN









あとがき
危ない話;
意味不明系は最早、得意中の得意になってしまいました…
では、こんな話を最後まで読んで下さりありがとうございましたm(__)m
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