終わらない夏休み

















「綺麗だね…」





「そうですね」





夏休みという事で僕達は家の縁側で花火に興じていた。





あのクリスマスの告白から八ヶ月…





僕達は変わらず恋人同士だった。





けれどは八ヶ月経っても僕に対して敬語だし、
“愛してる”なんて言葉は数える程しか聞いた事が無かった。





は僕を愛してくれているのか…?





最近そんな不安に襲われる様になった。




…線香花火ってに似てると思わないか?」





持っていた線香花火に火を付けながら僕は呟いた。





「どうしてそう思われるんですか?」





は不思議そうな顔で僕を見詰める。





「凄く綺麗で僕を楽しませてくれるけど、
何時か消えちゃうって分かってて…
それが何時かは分からなくて…常に不安なんだ…」





ああ…





僕、何を言ってるんだろう…





はきっと意味が分からなくて困ってるだろうな…





僕はそんな事を思いながらを見た。




「…じゃあイヅルさんだって線香花火ですよ。
私だって不安なんです。
イヅルさんの周りには素敵な女性がたくさん居るし…。
それに私は唯の小さな宝石店の店員、
イヅルさんは天下の護廷十三隊、三番隊の副隊長…。
釣り合わないって…きゃっ」





僕はをぎゅっと抱き締めた。





「イ…イヅルさん?」





「ごめん、不安にさせてたのは僕の方だったんだね」





自分だけが悩んでるなんて大きな間違いだった…





利己的な考えだった…





「愛してるよ、。誰よりも…」





僕はに口付けた。





「…私も愛してます」





「前にも言ったのにな。敬語じゃなくても良いのにって」





相変わらず敬語のを僕は少し苦笑しながら見た。





「ごめんなさい、でも癖が抜けなくって…」





謝るの仕草は可愛らしい。





「良いよ、少しずつでも頑張ってくれれば」





は微笑んだ。





僕も微笑った。





最高に幸せで甘美な夏休み…





僕達の夏休みは終わらない…










あとがき
最高に意味不でしたね;
続き書いてみましたがダメダメでした;
本当にすみません;
では、こんな話を最後まで読んで下さりありがとうございましたm(__)m
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