24時間耐久人情鬼ごっこ
「ちゃんvV」
「やっ止めて下さい///隊長ぉ…///」
はーっまた始まった…ι
あっこんにちは皆さん。吉良イヅルです。
うち(3番隊)の恒例行事は市丸隊長によるへのセクハラ。
後ろから抱きつくのはもちろん、酷い時には胸を触ったりお尻を触ったり…
いい年こいてこの人は女の子にちょっかい出して…
全く…
「あっそうやvV
ちゃん今から鬼ごっこしよかvV」
鬼ごっこ…?また余計なことする気だな。
「え…誰が鬼ですか?」
突っ込むとこが違うだろ。
てか、やる気まんまんなのか?
キミは…ι
だから市丸隊長を調子に乗らせるんだよι
「ボクが鬼やでvV」
ふーん、市丸隊長が鬼かぁ…
って、え゛っ゛…
そして…
地獄への扉は開いた…
「じゃあ、ちゃん10数える間に逃げてな。ちなみにちゃんが負けたら…
今晩ボクの部屋に来るんやでvV」
「はい」
うーなーづーくーなー!!
どこまで天然なんだ!!
キミは!!
「じゃあ、数えるで〜
いーち、にぃー、さーん、しぃー、ごぉー…」
とっ…とにかく
を安全な場所に逃がさなくては…
「、ちょっとこっちに来て」
「イヅル君、何でここに?」
「全くキミは何を考えてるんだ?!市丸隊長に乙女の純潔(?)を汚されてもいいのかい!?」
「だってお部屋に行くだけでしょ?」
「それが危険なんだよ!!」
「何が危険やて?」
「市丸隊長…ι」
「それっちゃん捕まえたvV」
すかっ
「そー簡単には捕まりませんよ〜」
この鬼ごっこが始まって既に15時間…
いい加減に諦めろよ…
市丸隊長…
僕もそろそろ神経が持たない…ι
「ちゃーん、そろそろ観念しーやァ。もう夜やでェ」
「えーっ…でも、負けるのはイヤですよぉ」
もう我慢の限界だ…
「隊長!!いい加減にして下さい!!」
「なんやイヅルか、どないしたん?」
「これ始めて何時間経ってると思ってるんですか!?15時間ですよ、15時間!!仕事はほったらかしたままですし、だいたいですね、いい年こいて女の子を追いかけ回すなんて…」
「なァ…イヅル…前から思っとってんけど…
のこと好き?」
……!!
「そんなことないですよ…(たぶん)」
そういえば、何で僕がいちいちこんな面倒な事に関わらなければいけないんだ?
やっぱり市丸隊長の言う通りのことが好きなのか?
「そっかぁ…よかった☆まァ仮にイヅルがのこと好きなったら…
そん時は命ないで…(黒い笑顔)」
「はっ…はい(汗)」
こうしてこの鬼ごっこは丸1日続き、の勝利という形で終わった。
そして僕は気付いたばかりのに対する仄かな恋心を封印した。
〜fin〜
あとがき
なんなんでしょね…これは…
ギャグにするつもりが失敗しましたι
私的にイヅル君はいつも損してるキャラというイメージなのでこんなんになったのですが…ι
ではこんな話を最後まで読んで下さりありがとうございました☆
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