ドリーム小説 さよならを教えて


















私に上手なさよならの方法を教えて下さい…





泣かないように笑顔でさよならしたいの…




無理かな…






「いくらなんでもそれは無理やわ」




冗談だと思われているのだろうか…




ギンさんは相変わらずの笑みを浮かべている…




でも冗談なんかじゃない…





これは本当。




もう貴方に迷惑…




掛けたくないの…





「もうね終わりにしたいんです…。最後だけ…私の…我儘聞いて下さい」





何時も迷惑掛けてばかりで…




きっとギンさんは困ってたと思う…




だからさよならしたいの…




ギンさんと別れるのも嫌だけど…





ギンさんに迷惑掛けるのはもっと嫌…





ちゃん…ボクの事嫌いになったん?
ボク…嫌われるような事したかな…?」




そんな顔しないで…




別れが辛くなるよ…





涙が零れてしまう…





堪えよう…




そう思った私は笑った。




「ギンさんが…嫌いになったんじゃないんです…。
唯…もう迷惑掛けたくなくて…。…ごめんなさい」






堪えきれない涙は頬を伝い…






冷たい感触と共に私の心と身体に染み渡った。





「謝らなあかんのは…ちゃんやない…ボクのほうや…」




そう言って抱き締められた。




ギンさんの温もりが私を惑わす…




「ギンさんは悪くない…。何も悪くない…。私の我儘なんです…」





ちゃんっ!!」





私はその場から走り去った。




結局…




上手なさよなら…




出来なかったな…





私は…




また…





迷惑を掛けてしまったのかな…





上手なさよならを…





教えて下さい…










FIN










あとがき
何が書きたかったんでしょう?
訳分かんないよ;;
すみません;
では、こんな話を最後まで読んで下さりありがとうございましたm(_ _)m
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