ドリーム小説 あの日に帰りたい












どうして独りで逝ってしまわれたのですか?



君を独りにはしないよ


嘘吐きです…


最低な嘘吐きです…






あの日…あなたは言いましたね。


愛してるよ≠ニ



あんなに嬉しい瞬間は二度と来ないでしょう。



あの日…あなたは私に口付けをしてくれましたね。



あんなに幸せな瞬間は二度と来ないでしょう。



あの日…あなたは私を抱いてくれましたね。



あんなに満ちたりた瞬間は二度と来ないでしょう。




全てが今は幻…


笑いかける顔も…


優しい声も…


暖かい腕も…




あぁ…
思い出す度に涙が零れる…








…僕は…君をいつでも想っているよ」


あなたは優しく笑いかけた。


「…ありがとうございます」


は…僕の事どう思ってる?」


「勿論、愛してます」


私も笑った。



「そうかい…僕も…愛してるよ」



あなたになら全てを捧げたい…





昨日までの悩み無き私の微笑みが憎らしい…






何度愛してると叫んでももうあなたに届かないんですね…





また涙が零れる…



そして…

あなたの亡骸にそっと口付けた…




もう一度笑って下さい…



涙は止まらない…






あの日に…


帰りたい…






FIN


あとがき
初藍染夢…。
藍染さんは自ずと悲しい話になってしまう…ι
では、こんな話を最後まで読んで下さりありがとうございましたm(_ _)m
参考音楽:荒井由実/あの日にかえりたい
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