Round-about




















退廃的な僕達の関係…





鳥籠の君は表情も無くて…





与えられる刺激にだけは過敏に反応する。





「あっ…あっ…」





今日も部屋中に愛らしい嬌声が響く。





僕は飽きもせず人形みたいなを抱いていた。





「…可愛いよ。愛してる」





「んっ…あっ」





何を言ったっての口からは喘ぎ声しか漏れない。





初めてと会った時はこんな風では無かった…





常に笑顔を絶やさない、明るい元気な子だった。





僕は初めてに会った時からが欲しいと思っていた…





「藍染隊長、今日は失敗せずに仕事が出来ました！」





「それは良かったね。よく頑張った」





僕だけの…





僕だけのにしたいという黒い欲望で
自身の心が溢れかえるのをひしひしと感じていた…





そして僕はを鳥籠に閉じ込めて出られない様にした。





の望むものは全て鳥籠の中に揃えたし…





完璧だった。





「止めて下さい！
御願いだから止めて下さい、藍染隊長！」





「その表情すらそそるよ…」





「いやぁ！」





初めてを抱いた日は忘れられない。





汚れを知らないを白濁の欲望で汚した。





その日以来、は少しずつ…





言葉を忘れていく様に話さなくなった…





は人形になった。





僕の性欲を満たす人形に…





「…愛してるよ」





何度囁いたって同じだ。





反応は無い。





でも僕は構わない…





今のの瞳には僕しか映らない。





僕…だけだ。





それで満足だ…





僕の望みはそれだったからね…





の精神は僕が支配している…





僕達の関係は独りでに動く回転木馬の様だ…





永遠に止まる事が無い…





時は其処だけ止まったままの様に…





一瞬すらも永遠…





永久に回り続ける…













FIN









あとがき
何が書きたかったのか…；
意味不明で終わりましたorz
「Round-about」とは回転木馬の意の英国英語。
米国英語では日本でお馴染み「Merry-go-round」
YESの「ラウンドアバウト」聴いてたから
というふざけた理由でこのタイトル；
最近こんなん多いなぁ；
では、こんな話を最後まで読んで下さりありがとうございましたm(_ _)m
参考音楽：イエス/ラウンドアバウト

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