ドリーム小説 偽善者






















偽善者…












私はそう言われ続けた…











唯…











皆の笑顔が見たくて…












なのに私の優しさは偽善だと言われた。











何時しか私は…












強がり悪人ぶるようになった。












偽善者ならぬ偽悪者になった。











「おい…頼むから金返してくれよ…」











「ッるせーよ!テメェが弱いからだろ!金なんか使っちまってねぇよ!」












私は恐喝してお金を巻き上げて、
危ない所で危ない人達と関わっていた…













「…随分と素行が悪いな……」












誰…?












「…朽木隊長…」











その場に姿を現したのは朽木隊長…












一体何をしに…










「…何しに来たんだよ…朽木隊長…。
アンタのせいで折角の金づるが逃げちまったじゃねぇか」












朽木隊長は眉一つ動かさずに私の傍に近寄って来た…













「…何だよ…」












「もう自分に嘘を吐くのは止めろ」












なっ…











朽木隊長は私を抱き寄せた。












「何すんだ…!?」











「私はが誰よりも優しい娘だという事を知っている…。
…人に優しくするという行為を当たり前に出来る
は素晴らしい人格の持ち主だ…。
そういう奴は自ずと嫉妬され揶揄される…。
そんな奴の事など気にするな。私は…優しいが…」













"好きだ…"












耳元で小さく囁かれた言葉…











そして私が求めていた言葉…












朽木隊長は何故こんなにも私の事を…












「ありがとうございます…」













貴方のお陰で私は戻れそうです…













…お前は偽善者などではない…」













心の蟠りが溶けていくようだった…













私は久し振りに笑った。















FIN












あとがき
はい、意味が分かりません;
偽善者呼ばわりされるヒロインは私の実体験含んでますが;
私にはこう言ってくれる素敵な人は居ませんでした;
では、こんな話を最後まで読んで下さりありがとうございましたm(_ _)m
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