ドリーム小説 Photograph Raising





















部屋に飾ってある写真…









それは俺とお前が抱き合って笑ってる写真…










「恋次、今度は何なのよ…」








「別になんでもねぇよ…」










今の俺達はあの写真の様に笑っていない…








理由は…









「別れた女を呼んで別に何も無いっておかしいんじゃない」









そう俺達は最早恋人同士では無くなっていた。










理由は分からねぇ…








に突然別れを告げられた。









俺が悪いのか何なのかさえよく分からねぇ…










「…別れてって言った理由でも聞きに来たワケ?」









溜息を吐きながらが言った。










「…別にそういうワケじゃねぇよ…」








「…じゃあ何?」









俺は何も理由を聞きたくて此処にを呼んだワケじゃねぇ…









俺は…









俺はまだを愛してるから…









「あの時は分かったって言ったけど、
本当は俺は別れたくなかったんだ。…まだを愛してるから…。
…じゃあな、それが言いたかっただけなんだよ。
俺の気持ちを伝えたかっただけだからな…」









俺はその場から立ち去ろうとした。










その時、に死覇装を掴まれた。









「…ありがと…」









…?」









が泣いていた…









「…実はね…最近恋次が構ってくれないから…。
もう一ヶ月以上も出掛けたりとかしてなかったから…。
別れてって言ってみただけだったのよ…」









えっ…







「そしたら恋次があっさり"分かった"なんて言うから…。
ああ、もう飽きられてるんだなって思って…」










はそう言い終えるとわっと泣き出した。









「…すまねぇ…。俺が寂しい思いさせてたんだな…。
これからはもっと構ってやれるようにするから…」








俺はを抱き締めた。








強くキツク…離さない様に…










「…ごめんなさい…恋次…私も恋次を愛してるから…」








俺の胸で泣き続ける









俺はそっとキスをしてやった…









「ずっと愛してるからな…」









…写真立ての写真は…








今度新しいのを撮った方が良いかもしれねぇな…









仲直り記念って事で…











FIN









あとがき
ありがちな話になってしまいました…;
一旦別れてまたくっつく話を書きたかったんですけどね;
うーん、本当にありがちだ;
では、こんな話を最後まで読んで下さりありがとうございましたm(_ _)m
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