取り憑かれる





















「ねぇ、お兄さん。私と遊ばない?」





久方振りに現世に降り立つと人間の少女が声を掛けてきた。





暗い路地…





真夜中だと言うのに、何をしているのだろうか…





「私が見えるのか?」





「うん、見えるよ。お兄さん…幽霊の類か何か?
私、よく見えるんだよね」





少女はそう言いながら、私の手を掴んだ。





「触れるんだ…」





少女は不思議がりながらも喜んでいる様に見えた。





「…お前は此処で何をしているのだ。
真夜中に少女が一人で歩くのは危険なのではないのか」





「行く所、無いから」





私の質問に少女は俯きながら答えた。





「あとさ、私の名前っていうんだ。
宜しくね。お兄さんは?」





「朽木白哉だ」





「白哉かぁ…変わった名前だけどカッコイイね」





と名乗る少女は表情豊かな瞳で私を見詰めた。





「ねぇ、白哉…私を抱いてくれない?」





「なっ…何を…」





突然の申し入れに私は戸惑った。





私らしからぬ感情だ。





「お願い。寂しいの」





人間の少女と、だと…





決して良い事では無いと分かりながらも、
私はの不思議な魅力に取り込まれてしまい…





「分かった」





了承してしまった。





「あっ…あっ、そこ…」





「此処が良いのか」





「うん、もっと…」





闇に包まれながらの情事。





私は白く浮かぶの身体を愛撫した。





「挿れるぞ」





「うん、良いよ…」





私は自身を挿入し、腰を打ち付ける。





の嬌声が辺りに響いていく…





「ああっ、だめ…あっ、イク…!ああっ!」





私はより一層激しくを突き、中に白濁を放った。





「ありがとう。心が満たされたよ」





「それは良かったな」





愛など微塵も無い情事で何故、
心が満たされるのだろうか…





温もりというものをは求めているのだろうか…





私には分からない。





「また、来てくれる?」





「いや…私がお前を私の世界に連れて行こう」





「えっ?」





私はと出逢った瞬間にに取り憑かれていた…





理由など存在せぬ其れだった。





行く所が無いのなら、私と…





私は斬魄刀に手を掛けた…











FIN









あとがき
意味不な話に;
すみません;;
では、こんな話を最後まで読んで下さりありがとうございましたm(__)m
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送