ドリーム小説 TELEPHONE OPERATOR・前編




















俺の名前は檜佐木修兵…









自分で言うのもなんだが、一流企業に勤めるやり手営業マンだ…









ぶっちゃけると生まれてこのかた女に困った事は無い…









そんな俺が今、一番落としたいのは…









「よぉ!電話交換手さん!何時になったら名前教えてくれるんだ?」










『もぅ…また檜佐木さんですか?何度も言ってるでしょう。名前は言えません』










うーん…今日も連れねぇな…








うちの会社で内線と外線をまぁ逆の場合もあるが
それを交換する仕事をしてる女の子…










それは可愛い声なんだよなぁ…










顔は見た事無いが声だけで惚れちまった。












俺は基本的に内線から外線に交換してもらったりはしなかったんだが、
たまたまあの日、それをしてもらったら彼女が出てきたんだよな…











色々調べてるとどうやらこのデカイ会社に
この仕事をしてる人間は一人しか居ないらしい…











もうほとんど役立って無いとか何とか…










だから噂によると、彼女は雑用とかもしてるとか…










まぁ良く分かんねぇけどな。










「だーかーらー、修兵で良いって前も言ったろ?」












『馴れ馴れしすぎますよ。檜佐木さん。
じゃあ私これから別の仕事がありますので。…プツっ…プーップーッ』











「切れた…」










どうにかして彼女の正体を暴きたいんだがな…










直接会って好きって言わねぇと伝わらないだろうし…











そんな事を思いながら俺はつまらないデスク仕事に戻った。










営業なのに外まわりだけじゃ無いから鬱陶しい…











「修兵さん…」









「ん?何だ、恋次」










仕事を片付けていると後輩の恋次が話しかけてきた。











「例の電話交換手の女の子が何処に居るか分かりましたよ」












「マッマジか!?」










俺はあまりに嬉しくてガタッと椅子から立ち上がった。










「落ち着いて下さい…。でも何か怪しいッスよ。
15階の物置に居るとかって…ってアレ?」











15階の物置!!










そこに俺の可愛い電話交換手さんが居る訳だな!












俺は仕事をほっちらかして15階の物置へと向かった。

















あとがき
実に4ヶ月ぶりの修兵夢は意味不明です;
後編もあります;
電話交換手の正体が良く分からず書きました;
ってか名前変換無いから最早夢じゃないじゃん…;
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