ドリーム小説 Othello−White Ver−





















可愛らしくて仕方ない君だから…








まるで棘の無い薔薇の様な君だから…









僕は君を愛してる…











「吉良副隊長!今日、お誕生日ですよね!」









「そうだよ。覚えててくれたんだ、ありがとう」









まるで太陽みたいに笑う









可愛らしいね、本当に。








ああ、でも言えないよ…









好きだなんてさ…









「お誕生日何が欲しいですか?」









何が欲しいだって?









が欲しいなんて市丸隊長みたいな事言えないよ…









僕は悩んだ…









本心ではが欲しいんだと軽く笑顔で厭らしくなく言ってみたいが
そんな事言えば引かれるの目に見えてて…








どうするべきか…









「吉良副隊長…?」









「あっごめん、何にしようか悩んでいて…」









何にするかは決まってるけど言えない…









「ちょっと考えさせてくれるかな」









「良いですよ!」









そうに告げて僕はひとまず副官室に戻る。









「はぁ〜僕はなんて意気地無しなんだ…」








こんな風に自責してみても仕方ない…









「吉良副隊長!決まりましたか〜??」









早いよ来るのが…








戸の前に楽しそうなが姿を現した。








仕方ない…









此処は一つダメ元で言ってみようか…









何時までも言わないでおくのもアレだし…









、決まったよ。今年の誕生日は君が欲しい」











ああ言ってしまった…









「…私ですか??」









「僕はの事がずっと好きだったんだ…。だから…が欲しい…」









はきょとんとした顔をしている…








やっぱり引かれたかなぁ…









「…ほっ本当ですか…?吉良副隊長…」









「えっ…本当だよ」









僕が一言そう言うとは見る見る内に赤くなった。









「あっありがとうございます!吉良副隊長!わっ私も吉良副隊長が好きです!!」









「本当かい?」









僕はついついに聞き返してしまった。









「本当です…私なんぞで良ければ…どうぞ宜しく御願いします!」









が頭を下げる。








「此方こそ宜しく」









僕も頭を下げた。









それから顔を見合わせて二人で笑った…









ああ、きっとこれから想像以上に騒がしい日々が始まるんだろうな…









そんな風に思いながら僕はを抱き締めた。











あとがき
爽やか?白イヅルで御座います。
正直、偽者ちっくです(私の中では)
誕生日夢らしいと言えばらしいですね;
そしてBlack Verと少しだけ似させてみたりしました;
では、こんな話を最後まで読んで下さりありがとうございましたm(_ _)m
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