ドリーム小説 逃避行




















「僕と一緒に逃げてくれないか」








僕は君に言った。









僕達の運命を変える一言を…









「逃げるって何処へ?」








「何処かは分からない…けど遠くへ…
市丸隊長に見つからない所へ…」









は俯いた。








僕達は逃げなければいけない…









と市丸隊長が付き合っている事は知っていた。










然しは全然幸せそうじゃない…








逆に辛そうで苦しそうで…








見ていられなかった…








君の苦しみに気付いてしまった僕は…









手を差し伸べてしまった…










それが辛い恋だとは分かっていたんだ。








でも僕達は愛し合う事を止められなかった。










そして決意する…









狂気から逃げる事を…








「僕はの為だったら何でも捨てるよ。
副隊長という地位も、名誉も。
を愛せないのならそんなものは持っていたって仕方が無い」








「…イヅルさん…」










「逃げよう、此処から」









僕はの手を取って駆け出した。









「…イヅルさん、今日お誕生日だったのに…」









がぽつりと呟く。









「その方が覚え易いだろ?自由になった記念日を」










僕は微笑った。








「…そうですね」









深い闇へと溶け込む僕達。








それは始まりかはたまた終結か。









唯一つ言える事は…









僕達はもう二度と離れない…










FIN










あとがき
短ー;
ってかイヅルが黒くねぇ;
それよりもこれがイヅル誕生日夢第一弾という事に驚きですよね;
では、こんな話を最後まで読んで下さりありがとうございましたm(_ _)m
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