Indoor Games




















ボクは危険な室内遊戯に興じる。





君に拒否権は無い。





逃げ道も無い…





「市丸隊長…どうして…そんな…」





ちゃんは怯えた様な瞳でボクを見る。





「あァ…邪魔やったからねェ、彼。
片付けといたんよ」





ボクはにべもなく答える。





血塗れの元部下を横に投げた。





「ひっ…」





イヤな鈍い音が部屋に響く。





ちゃんは震えていた。





ちゃんが悪いんよ。
ボクが愛してるって言ってんのに…あんな男と仲良うするから…。
可哀想やねェ彼」





そう…





ちゃんはボクのもんやのに。





勝手な事したあかんよ。





「ごめんなさい…。
市丸隊長…もう…しませんから」





ちゃんはボクに許しを乞う。





涙を流しながらボクを見る。





ちゃんは可愛いねェ。
余計に意地悪したなるわ」





ボクはそう言ってちゃんの喉元に斬魄刀の切っ先を向けた。





すっと紅い線がちゃんの喉元に浮かび上がる。





「市丸…隊長…」





「大丈夫やで。殺しはせんから」





殺しはせんけど…





死なへん程度に楽しむけどなァ…





「いっ…!!」





ボクはちゃんの腕に刀で傷を作った。





傷口から出る緋色の血を見てると妙に興奮する。





「その血…もっと見たいわ…」





「いやぁっ!!」





ちゃんの叫び声が響いた。





楽しみはまだ終わらへん。





これがボクと君との室内遊戯。





抜け駆け無しの危険な遊戯…










FIN









あとがき
かなり危なくなってしまいました;;
危険なギンです;
この方がギンらしい気もしますが;
宜しければもらってやって下さい;
では、こんな話を最後まで読んで下さりありがとうございましたm(__)m
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