再び赤い悪夢




















赤い悪夢が私を襲う…





その真紅の瞳に射抜かれれば…





息をする事さえ困難…





ちゃん、そないに怯えんでもええんちゃう?」





この人は…





三番隊隊長、市丸ギン…





たった今…





私の恋人を無惨に斬り殺した人…





「可哀想にねェ、ちゃんと付き合うばっかりに…」





私は恐ろしくて声すら出ない…





ぽたぽたと滴り落ちる血の音が否応無しに耳に入る…





「可愛いねェ、ちゃんは」





そう言って市丸隊長は私の頬に触れた。





「…ボクなァ、我儘やからあかんねん。
ちゃんが他の男のもんなんは許されへんのよ…。
やから殺してん、彼」





「そんな…きゃっ…!?」





その場でどんどん死覇装を脱がされていく…





嫌だけれど怖くて抵抗すら出来ない…





「綺麗な肌…。血が似合いそうやね…」





「痛ッ!」





市丸隊長の斬魄刀の切っ先がすーっと私の肌を撫でた。





赤い線から血が滲み出る…





「やっぱり綺麗…。
殺してしもて…ほんまにボクだけのもんにしたいわ…」





市丸隊長の狂気が私を包み込む…





身体中に蛇が這う様な感覚…





いやっ…!





「嘘。殺しはせえへんよ。気持ち良い事はするけどねェ」





「あっ…止めッ…」





市丸隊長の激しい愛撫…





嫌なのに、嫌なのに…





「あっ…!気持ち…いいっ…!」





「結構素直やね」





「ひゃう…」





市丸隊長のそれが入ってきた。





激しく突かれる度に頭は真っ白になっていく…





「あっ、あっ…痛ッ!」





腕に斬魄刀の刃先が刺さる。





痛みと快楽で身体は麻痺した。





「血があった方が興奮するわ…」





一層強く突かれたかと思うと、白濁が流し込まれた…





「愛してるよ…ちゃん…。またしよな」





手を振ってその場を去っていく市丸隊長…





“またしよな…”





私は再び赤い悪夢を見るのだろう…









FIN









あとがき
血表現満載、危ないギン…;
狂気に満ち溢れたギンも大好きです(ぇ)
では、こんな話を最後まで読んで下さりありがとうございましたm(__)m
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