雨はもうやんだのに
雨はもうやんだのに…
ボクの心は濡れている…
何でなん、…
君は言った筈、ずっと傍におるって…
やのに何でボクから離れていったん?
酷いわ…
許されへん…
ボクはやからを殺してしまった。
降る雨と混じった緋色…
綺麗な血…
汚れたボクにも掛かった綺麗な血…
「ボクは愛してるよ…何時までも…」
何も言わないに口付けた。
「これで誰の所にも行かれへん…」
そう…
こうなって満足な筈…
やのにボクの心は濡れている…
冷たくなったを見た。
「もう…笑いかけてくれへんのやね…」
殺したのは自分…
から鮮血が迸る様を見て笑ったのも自分…
やのに…
「後悔してんのか?今更」
雨はもうやんでしまった。
陽光がボク達を包む…
の亡骸を抱き締めながらボクは"愛してる"と呟いた。
FIN
あとがき
また何してんねん私;
凄まじいですな、この話;
ヒロイン話してないし;
すみません;
では、こんな話を最後まで読んで下さりありがとうございましたm(_ _)m
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