ドリーム小説 卑怯でも構わない





















卑怯でも構わない…













少しでも長く君の傍に居させて…













「…もう止めて…イヅル君…」












別れて欲しい…













そうに言われたのは数週間前の雨の日。














突然過ぎる申し出に僕は困惑した。














どうして別れなければいけない?












愛してるのに?















僕は嫌だった。














そんなの許せなかった。












卑怯だけれど僕はの前で自身に斬魄刀を突き刺した。














なんて醜い…












なんて汚い…












僕の汚れた血がを濡らす。












は優しい子だから僕を放っていく様な事はしない…











必死になって僕の血を止めようとする。













最後にはこう言うんだ…













「ごめんね、もう別れるなんて言わない」












の優しい心に付け入って…












こんな事して…











最低な男だ…













「愛してるって言って欲しい」












その上にこんな言葉まで吐くなんて…












「…愛してるよ…」












ああ遠退きそうな意識の中での声だけはしっかりと聞こえる…














卑怯でも構わない…













仮初めの愛でも構わない…












少しでも長く君の傍に居たいんだ…












嘘でも良いから愛してると言って欲しいんだ…

















FIN
















あとがき
ほとんど初めてお題というものに挑戦しましたー;
意外と難しいですね;
てかこのお題、ほとんどイヅルで埋まりそうです;
では、こんな話を最後まで読んで下さりありがとうございましたm(_ _)m
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送