ドリーム小説 There Must Be An Angel















「冬獅郎さん…」



「ん?何だ?」



俺は今、部下兼恋人のと散歩に出ていた。


…いわゆるデートってヤツだな…



「手…繋いでも良いですか?」



真っ赤な顔をしてが俺に問い掛けた。



俺も顔が熱くなった。



「いいぜ…」



俺はの小さな可愛らしい手を握り返した。




暫くそのまま歩いていると、小高い丘に着いた。


景色が良く見え、爽やかな風が吹き抜けるなかなかいい場所だった。




「休憩するか。



「はい」



俺達は芝生の上に座った。



お互い、妙に緊張して黙り込んだままだ…




「あっ…あの…」


先に沈黙を破ったのは



「クッキー…焼いたんで食べて下さい」


が小さな包みを手渡した。



「あっありがとな…」



俺は包みを開いて大小不揃いなクッキーを口にした。



が不安そうに此方を見る…



「美味い!」



が焼いたクッキーは見た目は怪しかったが味はかなりいけていた。



「良かった♪」


が安心した顔で笑った。



その顔が可愛らしくて…

愛おしい…



って…天使みてーだな」



俺は呟くように言った。


「えっ?今、何か言いました?」



「いや、別に…。それよりこれクッキーの礼だ」


俺はに口付けた。



目の前で真っ赤になってんのは確かに俺の天使だった。










FIN








あとがき
何か甘いというよりほのぼのになってしまいました;
みどり様、こんなので宜しかったでしょうか?
では、こんな話を最後まで読んで下さりありがとうございましたm(_ _)m
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