Catch The Wind





















私は風を捕まえる。





ふわりと、そして優しく。





あなたもそうやって捕まえられたら良いのに…











「なぁに、冬獅郎」





私の恋人は十番隊隊長日番谷冬獅郎。





因みに私は平隊員。





幼なじみで小さい時からの仲だけど、
正直釣り合わないんじゃないかなぁと思ってたり…





私は冬獅郎に何にも出来てないし…





「愛してる」





「えっ…?」





「えっ、じゃねぇよ。愛してるっつってんだよ」





…いきなりどうしたんだろう?





「だっていきなり過ぎじゃない?」





「悩むなよ、俺なんかで。
俺はを愛してるし、が居てくれればそれで良い。
これ以上は何にも要らねぇ。
俺が隊長でも気にすんな…そんなのは関係ねぇから」





冬獅郎…





分かっててくれたんだ…





私は嬉しくて胸が詰まった。





「ありがとう」





私はたくさんの想いを込めてその言葉を冬獅郎に届けた。





「私も愛してる」





私達はキスを交わした。





、ずっと傍に居ろよ」





「もちろん」





冬獅郎…





あなたは何時だって私を見守ってくれていた。





「私、冬獅郎の傍に居れて幸せだよ」





…」





冬獅郎が私を抱き締めた。





風が私の髪を撫でる。





私はそれを捕まえた。





本当は手を伸ばせば届く場所に有ったのだから…











FIN









あとがき
甘とのリクで御座いましたが、あまり甘くないですね;
すみません;;
憂ゆず様、こんなので宜しかったでしょうか?
では、こんな話を最後まで読んで下さりありがとうございましたm(__)m
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