いじわる




















僕は君が大好きだよ。





可愛くて素直で純粋な君…





だから苛めたくなるんだ。





「もう、イヅル君のいじわる」





「意地悪?僕は普段通りだよ」





「それがいじわるなの!何時もそーゆーコトばっかり」





隣で頬を膨らませている少女の名は





僕の学生時代の同級生で恋人。





僕の可愛い娘だ。





「さっきの話に戻るけど、阿散井君と何してたの?」





「だーかーらー、喋ってただけだよ」





「何を話してたんだい?」





はこうやって質問責めにしていくと何時も困った顔をする。





その顔が見たくて僕はに意地悪をするんだ。





「言えないって事は何かいけない会話だったのかな」





そんな訳無いって分かってても僕は訊く。





を困らせたいから。





僕って変な男だね。





「いけない会話なんかしてないよ!
話したのは世間話だけだよ!」





が何時も以上の身振り手振りで必死に弁明している。





僕はそんなが可愛くて笑った。





「もぅ、どうして笑うの?」





が可愛いからだよ。
可愛いから意地悪したくなるんだ。可愛いが悪い」





「ワケ分かんない」





はまた頬を膨らませた。





、僕は君が大好きだよ」





そう言って僕はを抱き締めて額に口付けた。





「…私もイヅル君が大好き」





ちょっとばつが悪そうに、そして照れながらは言った。





可愛い可愛い僕の





意地悪しちゃう僕だけど、これからもずっと永遠に…





僕のもので居てね。











FIN










あとがき
意地悪な黒イヅルとほのぼのというリクでしたが…
何だかリク通りじゃない気がします…;;
すみません;
紅月朱炎様、こんなので宜しかったでしょうか?
では、こんな話を最後まで読んで下さりありがとうございましたm(__)m
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