ドリーム小説 水面に堕ちた蝶
















殺したい程愛おしいって言ったら…



君はどう思う?






、後で庭に来てくれないかな」


「はい!吉良副隊長!」


廊下に響き渡るの元気な声…



可愛らしい君の全てが欲しい…




僕は部下のの事が愛おしくて堪らなかった。




だから…



今日…打ち明けるんだよ…



僕の気持ちを…








「…すみません…吉良副隊長の御言葉は嬉しいのですが…」



の口からは否定的な言葉が出た。






「朽木隊長が好きだから?」



が驚いた様な顔をした。


そう…





は朽木隊長の事が好きなんだ…




でも…



君は僕のものになるよ…



「君が朽木隊長の事が好きな事は知ってるよ…。
でも…僕のほうがを愛してる…」



僕はに口付けた。



深く口内を犯す…



「あふっ…。止めて下さい…!」


が僕を睨み付けた。


涙目で顔を真っ赤にして…



その顔が可愛くて僕は笑った。



「初で可愛いよ……。…僕が女にしてあげるからね…」



「いやっ!止めて下さい!」



僕はその場でを押し倒した。



は勿論拒絶する。



「もっと拒みなよ…。そのほうがそそられる…」




の瞳には絶望と黒い欲望の塊の僕が映っていた。



そして池の水面には歪んだ、と僕の面影がうつる…




「これからは…僕のものだから」




殺したい程愛おしい…



やっと手に入った…



もう離さない…




逃げないように鎖に繋いでおくから…





「助け…て…朽木隊長…」



「他の男の事なんて考えるな」



僕はの頬を殴った。


痛みのからか屈辱感からかは涙を零す。



僕はその涙を舐め取った。



…愛してる…。君も僕の事愛してるだろ?」




僕が問い掛けてもは唯、涙を零すだけ…




「まあ良いさ…。何時か必ず言わざるを得なくなるよ…。
もう君は僕の罠に嵌ってるからね…」






君は水面に堕ちた蝶…だよ…









FIN








あとがき
最早…イヅルかどうか分からない;
でも真っ黒…とも言えぬ…;
獅子塁灼斗様…こんなので宜しかったでしょうか?
では、こんな話を最後まで読んで下さりありがとうございましたm(_ _)m
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