誘う風、そしてキミ



















風はボクを誘う。





徒に、軽やかに…





ほんまに…キミとよう似てるわ。





「あっ…ギン…!だめぇ…」





「可愛いねェ、は…そんなに感じんの?」





部屋中にボクの恋人であるの嬌声が響く。





柔らかい身体…





マシュマロみたいやね。





骨ばったボクの身体とは全然違う。





「やっ、ああ…ギン…!」





快楽を貪り合う様に身体を重ね、
ボクらは砂糖みたいに甘い空間に落ちる…





何度も口付けて…





何度も突いた。





「うん…気持ち良いよ…!愛してる、ギン!私…もう」





がボクにしがみつく。





「ボクも愛してる…そろそろあかんわ。出すで」





「ああっ!」





ボクらは同時に果てた。





ボクは行為後の気だるさに包まれるけど、
の笑顔見とったらそれも癒される…





、今日も可愛いかったねェ」





「ギンも良かったよ」





照れ気味にそう言う





ほんまに愛しくてしゃあない娘やわ。





「ギン…?んっ…」





ボクはに突然、口付けた。





そして、言った。





「絶対何処にも行ったらあかんで。ずっとボクの傍におり」





「はい」





が微笑んだ。





「愛してる」





、キミは風みたいにボクに色々残していく…





優しく誘い、徒に微笑む。





全てがボクにとって愛しい…





だから、ずっとボクの周りに吹いていてほしい。





、キミという名の風が…











FIN









あとがき
遅くなってすみません;
しかも何だかかなりありきたりな話に;;
本当にすみません;
七音アキ様、こんなので宜しかったでしょうか?
では、こんな話を最後まで読んで下さりありがとうございましたm(_ _)m
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