罪
月光に映える美しい白い肢体…
私は…
今、大罪を犯そうとしていた…
「済まぬ……」
私は独り言の如く言葉を零した。
予め薬で眠らせておいたに私は口付ける…
は…
私以外の男のものであった。
それと分かっていても私はに恋い焦がれた。
愛していた…
狂おしい程に…
の隣はあの男でなくとも良い筈だ。
然し、私が幾らそう思おうともの隣はあの男なのだ。
赦せはしなかった…
だからこうして私はを攫ってきたのだ…
「…愛している」
私はそう言っての肌に直に触れた。
愛撫を繰り返した。
「んっ…」
は眠っているが声は洩れる…
愛らしい声…
もっと聞かせてはくれぬか…
私はの敏感な箇所に刺激を繰り返し与えた。
「んん…ふっ…」
…
「挿れるぞ…」
私は誇張した自身をの秘所に挿入した…
「えっ…!?朽木隊長…?いや…」
はどうやらやっと目覚めた様だ。
然し、には強力な催眠剤を投与している。
暫くは身体を動かせぬだろう。
「いやぁ…朽木隊長…止めて下さい…」
嫌がるにも容赦無く私は腰を打ち付けた。
「止めっ…朽木隊長…あぁっ」
何度となく私はに打ち付けていった。
そして…
欲望の白濁をの中に放った…
虚ろに宙を眺めながら涙を流す…
私は浅ましい男だ…
この様な事をしてもの心までは攫えないと分かっていた筈…
「愛している」
愛している…
を狂おしい程に。
唯、それが私に罪を犯させた。
償いきれぬ大罪を…
FIN
あとがき
特に指定なされてなかったので、
この様なお話になってしまいましたが如何でしょうか?
何か兄様らしからぬ感じですね;;
すみません;;
琴音様、こんなので宜しかったでしょうか?
では、こんな話を最後まで読んで下さりありがとうございましたm(__)m
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