おとぎの国のお姫様は麻薬中毒者〜Chapter 2〜





















見た事の無い珍しい物がたくさん…





そして人もたくさん…





私はびっくりするのと同時にとても楽しくなってきました。





姫、あまりはしゃいではいけないですよ。
誰かにばれたら大変な事になりますからね」





イールフォルトさんが私に優しく諭します。





そうですね…





確かにはしゃぎすぎはよくありませんね。





私は少し大人しくしてる事にしました。





「だからと言って萎縮する必要は無いんですよ。
たくさん楽しんで下さいね」





イールフォルトさんは微笑いました。





「…はい!」





私は元気良く返事を返しました。





それから街を色々と見て回りました。





やはり、街には私の知らないたくさんの物が溢れています。





お城より全然楽しいです。





姫、これから僕の知り合いの所に行きませんか?」





「イールフォルトさんのお知り合いの方…ですか?」





「ええ…とても、楽しいですよ。
珍しい物がたくさんありますし…」





イールフォルトさんはまた微笑いました。





しかし今度は優しいのですが、何処か冷たいのです。





私の気のせいでしょうか…





「どうされますか?
此処より楽しいと僕は思うのですが…」





此処より楽しい…





「はい、勿論行きます」





私は行く事にしました。





楽しい所だと言いますし、
イールフォルトさんのお知り合いの方ならきっと良い方でしょう。





「そうですか。なら…行きましょう、姫」





イールフォルトさんは私の手をゆっくりと引いていきました。





これから行く場所はどんな所なのでしょうか…





凄く楽しみです。





私はまた心が弾んできました。












あとがき
次話で新しくキャラ出します。
多分、破面の誰かかと;


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